原付ミニカーとは?

リアタイヤトレッド(車軸間の距離)を加工すると、道交法上では原付バイクではなく、原付ミニカーと言う自動車扱いの乗り物に変わります。バイクではありませんので原付免許で運転する事はできません。利点は法定速度60km、二段階右折免除となります。ヘルメットの着用義務はなくなりますが、安全の為、着用をお願い致します。
また、自動車としての取り締まり対象になります。当店では自主規制としてオーバーフェンダーを装着されて運転して頂く事が前提となります。

低走行な車両が欲しいのですが。

実走行距離で2万km未満の車輌は非常に少ないのが現状です。
ほとんどの車輌は業務用目的で毎日使用されていた車輌が多く、中には3年間で10万km以上走っている車輌もあります。
多走行車輌は、再販可能と思える車輌を厳選してエンジン、クラッチ、ジョイントシャフトはオーバーホール後、クレームの起こらない性能まで回復させて販売しています。低走行距離イコール程度の良い車輌とは限りません。上記のように3年落ち高年式車輌でもメーター1回転もあり得ます。
多走行で傷んでいる車輌はその分、多数の部品を新品に交換していますので、低走行距離車よりも新品部品の構成比が高まる物もります。新品部品が多くなる事でご購入後のランニングコストも下がります。
当店では各部の消耗状況から判断出来るもの以外は低走行車輌として販売致しません。整備済み車輌の何をどこまで交換、直しているかが重要だと思います。

三輪スクーターは遅い?

整備済み車輌は、二輪スクーターと比較しても最高速度などは大差は無いかと思いますが、構造的に二輪スクーターより重量は重く、(キャノピーは2倍程)その分スタート時の加速では若干見劣りがあります。
「ジャイロは遅いと」お聞きしますが、きちんと整備されていれば、極端なパワー不足を感じる事はないと思います。

三輪スクーターの耐久性は?

ネット上では未だに内装の青い低年式キャノピーも販売されています。それらの中には、新車販売時から20年以上経った車輌もあります。新車販売価格が通常の二輪スクーターより非常に高めですので、修理を重ねて永く乗られる車輌が多いのが特徴です。また車体を構成する部品も、一般の二輪スクーターと比べ、業務使用を考慮してか、耐久性でも優れている部分も多くあります。

三輪スクーターの維持費は?

ノーマルは原付スクーターですので、軽自動車税は年間で2,000円です。ミニカー登録車は3,700円となります。それ以外では、ガソリンとオイル代です。
ガソリンの燃費は乗り方によって左右しますが、2stモデルでリッター20km、4stで30km~40kmは走るかと思います。オイルは2stモデルですと満タンで500~700km位は走れます。4サイクルエンジンの場合は2,000~3,000km以内が推奨のオイル交換時期となります。
その他、使用に応じて、消耗部品の交換費用が発生します。二輪スクーターと比較した場合は、タイヤとブレーキ関連のパーツ代がひとつ余分に発生する位の違いです。特別割高になる事はありません。

優れた点は?

一番は積載力が大きい事だと思います。二輪に比べ重量物でも安定性があります。
初心者の方に多いブレーキ操作ミスによるスリップ転倒は、後輪が二つあるジャイロでは発生しにくいかと思います。ただ、前輪がスリップする危険性は二輪スクーターとまったく同じです。
レバー操作で簡単に行えるワンタッチ駐車は、二輪スクーターのセンタースタンド掛けより簡単で力も要らず、特に女性の方に好評です。

エンジンオイルは何使っても大丈夫?

2st、4stともエンジンオイルはホンダ純正品を使用ご購入ください。2stは特にガソリンスタンドやディスカウントセンターなどで販売している安価な2stオイルはお入れにならないようにお願い致します。エンジン不調の原因の一つとしては、メーカー推奨オイル以外の使用によるものが数多くあります。優れた高価なオイルも多数ありますが、オイルの見極めが出来ない方は「ホンダのお店でホンダの純正オイル」が一番安心です。

2サイクルキャノピーのマフラーの白煙が多い?

冬場の始動時などにマフラーから白煙が出るのは正常です。気温が低くエンジンが冷えてる状態では白い煙は出ますが、走り出してエンジンが温まってきて白煙は消えれば異常ではありません。
エンジンが温まってもいつまでも多く白煙が出ているのは異常ですので当店もしくはホンダ専門店にて点検される事をお奨めします。

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